水虫対策,足と靴と健康

症状と靴のご案内

水虫について

◆水虫
水虫は白癬菌(カビの一種)が皮膚に潜伏して、皮膚の外層にある成分を栄養として繁殖し、
とくに分泌が多く汚れ易い指のまたから裏にかけて、よく発生します。

症状はポロポロと皮がむける乾性と、ジクジクといつまでも湿った状態にある湿性と2種類あります。
ひどくなるとその痛がゆさは激しくなり、病状が悪化して菌が筋肉層の奥まで侵入し、
出血性の水虫にまでこじらせると、全身に菌がまわり重篤な状況になることさえあります。

靴の中は高温多湿で、しかも汗や脂肪などの栄養分もふんだんにあって、
菌にとっては絶好の条件が揃った、居心地のよいところです。

足は、1日でコップ半分位の汗をかきます。汗はベタつくだけでなく悪臭をともない、菌の温床となって、
皮膚がただれたり、水虫の原因にもなります。
汗には臭う汗と、臭わない汗の2種類があります。

@アポクリン性の汗=臭う。神経作用が原因で出ます。緊張や興奮、疲労したときなどに、
腋の下や足指に大量に出ます。足などを臭くする元凶がこの汗に含まれているオスミム酸で、
量が多いと強い臭いを発します。足に合わない靴を履くと、足が緊張や疲れのため大量に発汗し、
足がむれ悪臭を放ち、菌が発生しやすくなります。
足に合う靴は、適量の発汗により、足裏に湿りを与え、滑りや摩擦を少なくする役目を果たします。

Aエクリン性の汗=ほとんど臭わない。温度や湿度が上がったときに出て、ラジエータの役目を果たします。
足では甲部から足首にかけて出ます。

◎足と靴の形の変化には微妙なズレがあって、この隙間から、歩くたびに喚起が行われます(ふいご現象)。 
  足に合った靴ほど喚起が機能し、ムレにくくなります。

◎水虫の予防
  @足に合った靴を履く 
  A指先で十分に使って歩く
  B同じ靴を履き続けないで、数日交代で履くようにする。靴内部の乾燥と清潔を保つ。
  C靴下は吸湿性のある木綿かウールにする
  D足を清潔にする(家に帰って靴を脱いだら、すぐに足を洗う)

◎足の水虫の種類
 ■趾間びらん型
   水虫の症状で最も多いタイプです。
   足の指と指の間、特に足の小指と薬指の間に発症するのが特徴です。
   この部分の皮膚は白くふやけたようになり痒みもでてきます。ふやけた部分が剥けたり広がったり
   を繰り返すうちに慢性化して治りにくくなります。皮が剥けると中から浸出液がでて痛むこともあります。
 ■小水疱型
   足の縁や土踏まずなどに赤みを帯びた小水疱が多発生し強い痒みを伴います。
   水疱は乾燥してカサカサになって皮が剥け、違う場所に新たな水疱ができる、ということを繰り返し
   ながら範囲を広めていきます。
 ■角質増殖型
   足裏全体が固く、厚くなりガサガサして皮が剥けます。シワが深くなりひび割れがおきる場合もあります。
   かゆみがほとんどないため、水虫と気づかないまま増殖してしまうケースが多く、家族が剥け落ち
   た皮から水虫がうつりやすくなります。
 ■爪水虫
   爪にできる水虫のことです。初期のころは爪の先端や両端が白くなったり爪の中に白い筋ができ
   ます。症状が進むと、次第に爪がボロボロになったり、厚くなったり、色が黄色っぽくなってきます。
   さらには爪が変形して、肉に食い込んで激しい痛みがでるようになります。

◆包帯リングが趾間の水虫に威力を発揮! ご自分で簡単に作れます。
   当リングが白癬菌の繁殖しやすい条件<高温・多湿・汚れ>を除去!ぜひ、お試しください。
       

 


作り方
@包帯、またはガーゼで下記の帯をつくる。必ず綿製で。
   A長さ12〜14cm、巾3〜3.5cm(片足2個)を切る
B切った包帯を7回位ねじり、内側直径1.5〜2cmのリングを作り、端を結ぶ。
C結び目の端を切って完成
     ★指の太さに合わせて長さやリングの大きさを加減してください。
★リングはクルクル回るぐらいゆるめにしてください。
★結び目の位置は、当たらないように指の上に
★リングをはめる場所は第2指、第4指の根元に、両足で4個です。
★洗い替え用として両足分のスペアー4個があれば、毎日交代で使えます。
毎晩、水道の蛇口で簡単に洗うだけです。
     


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