足元コンディション相談室

痛風と足の靴|足元環境と血行の関係

痛風と足の関係
痛風は血液中の尿酸が増えすぎることで関節に結晶がたまり、 強い痛みを引き起こす病気です。 特に足の親指の付け根に症状が出ることが多く、 歩行や足の状態とも関係するといわれています。 ここでは痛風の基本と、 足・歩き方・靴との関係について解説します。

痛風の方の靴と歩行について

足に合った靴を履き、正しい歩き方ができるようになると、足や下肢の筋肉がしっかり働きやすくなります。

その結果、足元の血液循環が保たれやすくなり、
体内の老廃物の排出にも良い影響を与える可能性があります。

足元コンディション相談室では、
足の状態や歩き方を確認しながら、足に合う靴選びや足元環境の調整についてご相談を受けています。


痛風とは

痛風とは、血液中の尿酸が増えすぎることで、
関節に尿酸の結晶が沈着し、炎症を起こす病気です。

特徴的な症状として、

・関節の強い痛み

・赤く腫れる

・突然発症する

などが挙げられます。

特に多いのが

【足の親指の付け根の関節】

で、突然強い痛みが起こることがあります。

このほかにも

・くるぶし

・膝

・手首

・肘

などの関節に症状が現れることがあります。

痛風は発作が起こったあと、1〜2週間ほどで痛みが落ち着くことがあります。

しかしそのまま放置していると、数年のうちに再発を繰り返し、慢性化することもあるとされています。


尿酸とは

尿酸は、体内で作られる老廃物のひとつです。

尿酸のもとになるのは「プリン体」という物質で、

・体内の細胞

・食べ物

などに含まれています。

体内でプリン体が分解されることで尿酸が作られ、通常は腎臓から尿として体外へ排出されます。

しかし尿酸には 水に溶けにくい性質があります。

そのため体内で増えすぎると、尿酸が結晶化し、関節などに沈着することで炎症を起こすと考えられています。


高尿酸血症とは

血液中の尿酸が増えた状態を 高尿酸血症 といいます。

一般的には

血清尿酸値が 7.0mg/dl以上

になると高尿酸血症とされることがあります。

尿酸値が高い状態が続くと、

・痛風

・腎機能への影響

などにつながる可能性があるため、
医療機関での管理が大切とされています。

現在の日本では痛風の患者数は約60万人とされており、
その多くは男性であるといわれています。

生活習慣も関係するとされており、

・食生活

・アルコール

・運動不足

・肥満

などが影響する場合もあると考えられています。


足と血液循環の関係

足は心臓から最も遠く、体の中でも血液循環の影響を受けやすい部位です。

血液は心臓の働きだけでなく、筋肉の動きによっても循環しています。

特にふくらはぎの筋肉は、血液を心臓へ戻す働きを助けることから

「第二の心臓」

と呼ばれることがあります。

歩行によって足や脚の筋肉が動くことで、

・血液循環

・老廃物の排出

を助ける働きがあると考えられています。


足に合わない靴が影響することも

足に合わない靴を履いていると、

・足の指が十分に使えない

・かかとの着地が不安定になる

・ふくらはぎの筋肉が働きにくくなる

など、歩行バランスに影響が出ることがあります。

その結果、足や脚の筋肉の働きが弱くなり、
血液循環に影響を与える可能性も考えられます。


足に合った靴と歩行

足に合った靴を履くことで

・足の指の動き

・かかとの安定

・ふくらはぎの筋肉の働き

などが保たれやすくなり、歩行バランスの改善につながる場合があります。

歩行によって下肢の筋肉が働くことで、足元の循環環境が整いやすくなると考えられています。

 

足元環境を整えることも大切

痛風の対策では、

・医療機関での治療

・生活習慣の見直し

が基本となります。

そのうえで、

・歩き方

・足元環境

・靴の選び方

などを見直すことも、日常生活のサポートとして役立つ可能性があります。

 

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